MIDI 手鍵盤

ヴァーチャルオルガン用の鍵盤セットをご提案します。

特　　徴

実際のパイプオルガンの鍵盤は、その構造上、押し下げると直ちに発音いたします。これは、鍵盤から風箱内部の空気弁までのﾄﾗｯｶｰﾒｶﾆｯｸの遊びが極力排除してあるからです。また、「つり鍵盤」という構造上からも遊びが無くなるような構造となっております。

一方、一般の電子オルガン的なキーボードは、発音する位置がとっても深く鍵盤をかなり押し込まないと発音いたしません。これは、多少ミスタッチをしても音が出ず、誤魔化せるという利点はありますが、このような鍵盤で普段練習しておりますと正確なタッチを心がける練習になりにくい要素があります。

普段電子楽器で練習されている方が、タッチの繊細なポジティーフオルガンを演奏したりしますと、あまりにも思う通りの演奏ができずショックを受けることもしばしばあります。

反面、実際のオルガンではカプラーで鍵盤同士を接続して演奏する場合も多々ありますが、この時は逆に非常に重いタッチとなります。中には非常な重さとなりオルガにスト泣かせなオルガンも存在いたしております。

このようなあたかも背反する状況をセッティングにより調整できる機能を備え、なおかつ、極力トラッカータッチに似せたフィーリングとなるようにした鍵盤セットです。

（写真の鍵盤の仕様）

本品は手作りによる受注生産です.また、相応の納期を頂戴させていただきます。